地域包括支援センターは、高齢者の総合相談窓口です。
地域包括支援センターは、高齢者の心身の健康の保持や生活上の相談など高齢者の暮らしを総合的に支援するため、介護保険法に基づき市町村が生活圏域ごとに設置する高齢者の総合相談窓口です。
本市は社会福祉協議会内に設置され市内全域を担当しています。公正・中立な立場で運営していますので、安心してご相談ください。
地域包括支援センターには、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)などの専門職を配置し、それぞれの専門性を活かしながらチームで高齢者を支援しています。
● 市内にお住まいの65歳以上の高齢者及びその家族
● 要介護認定・要支援認定を受けたかた(40歳以上)など
● 介護保険の利用方法について聞きたい
● 高齢者の施設などについて知りたい
● 医療・介護・福祉など、今後の生活の不安を解消したい
● 隣のAさんが認知症で心配
● 近所のBさんが家族から虐待を受けているかもしれない
● 入院の際に保証人を頼める人がいない
● 介護予防をしたい
● 地域の役に立ちたい
● 困りごとをどこに相談すればいいかわからない など
● 電話:開所時間にお電話ください。
● 来所:事前にお電話のうえ、窓口にお越しください。
● 訪問:職員がご自宅を訪問することもできます。お電話ください。
● 緊急な場合は、休日または時間外でもお電話ください。
※ 相談は無料です。秘密を厳守いたしますのでご安心ください。
地域包括支援センターは、高齢者が地域の中で安心して暮らせるよう、医療・介護・その他のさまざまな分野の人と連携し、次の事業を実施しています。
事 業 名 | 事 業 内 容 | 業 務 の 例 |
---|---|---|
総合相談 | 高齢者の生活や介護などの困りごとの相談を受け付け、適切なサービスにつなぐなど総合的な相談支援を行います。 どこに相談したらいいのかわからないときにも、まずはご相談ください。 | ・高齢者の総合相談 ・地域相談窓口との連携 ・高齢者実態把握調査 ・介護保険の申請支援 |
権利擁護 | 虐待防止や消費者被害の防止など、高齢者の尊厳を守ります。虐待の疑いがあればご相談ください。 また、自分で財産などの管理ができなくなったかたに、成年後見制度などをご案内します。 |
・虐待防止などの啓発・対応 ・消費者被害の防止 ・成年後見制度の利用支援 |
包括的・継続的ケアマネジメント | 介護支援専門員(ケアマネジャー)や地域を支える介護・医療・福祉関係者など様々な人と連携・協働して、高齢者の皆さまが地域で安心して生活できるよう継続的に支援します。 | ・ケアマネジャーの支援 ・地域のネットワーク構築 ・地域ケア会議の開催 ・在宅医療介護連携推進 |
介護予防ケアマネジメント・介護予防支援 | 基本チェックリストで、介護予防が必要とされたかたや要支援1・2の認定を受けたかたが、重度化しないように、一人ひとりの状態に応じて介護予防サービスの利用などを支援します。 | ・基本チェックリストの実施 ・介護予防支援及び第1号介護予防支援(予防プラン) |
その他 | 高齢になっても、住み慣れたまちで、可能な限り、尊厳ある暮らしが継続できるよう、高齢者や家族などを支援します。 | ・介護予防の普及啓発 ・介護家族の支援 ・認知症カフェの支援 ・認知症サポーター養成講座の開催 ・出前講座の実施 ・地域包括ケアシステム推進 |